2007年度前後期研修医( 山口 麻衣 )

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2007年度長期協力型プログラムでお世話になりました山口と申します。

高松先生をはじめスタッフの方々に大変可愛がって頂き実りのある研修をさせて頂きました。

毎日の診療の中で高松先生と船山先生の丁寧なご指導の元、スタッフのみなさんに助けて頂きセメントも上手に練れなかった私が担当の患者さまとコミュニケーションを取りながら治療を進めることができるようになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

高松歯科での研修内容は多岐にわたっており、高頻度診療からインプラント手術のアシスト、インプラント補綴、近隣の住宅や施設、有床病院への往診、看護学校の講義、技工所の見学、エンドや矯正専門医の先生方のアシストなど貴重な経験をさせて頂きその中で数多くの素敵な出会いがあり今後の私の人生の宝物になることでしょう。

八ヶ月という長い期間の研修を選択して良かったと思っています。患者さまに顔を覚えて頂いて嬉しかったこと、インプラント治療では同じ患者さまの初診から、コンサルテーション、診断、オペ、補綴、メインテナンスまで参加させて頂いたこと、スタッフの方々と過ごす笑いの絶えない毎日のランチタイム、振り返ると言い出したらきりがないほどいい事ばかりでした。また、少しでもスタッフの一員として働きたいという気持ちが芽生えたことは私に変化をもたらし、自分を成長させてくれたと感じています。

このように充実した日々を過ごせたのもひとえに高松先生がいつも暖かく見守ってくださったおかげです。またその信頼にこたえたいと日々努力することができました。失敗して落ち込んでいると先生の若い感性から繰り出される冗談で励ましてくださり、何度も救われました。調子に乗って生意気な意見をしても先生はいつも優しく私達の目線に立ってご指導くださいました。こんな先生のお人柄が「高松先生でなければいや!!」という患者さまを呼ぶのだと思います。診療の後高松先生と患者さまの今までの歯に対する苦労やバックグラウンドについてお話した時間は多く、先生の経験と想像力の豊かさに驚きました。何でも相談にのってくださり、すべて見透かされている気になる程的確なアドバイスを頂きました。そして最後には必ず「山口先生なら大丈夫」とおっしゃって頂きました。これから先辛いことがあったときはこの言葉を思い出して歯科医師として一人前になれるよう努力していくつもりです。

これから研修するみなさんと会えるのを楽しみにしています!!

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