臨床研修指導施設

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高松歯科では各種歯科疾患をはじめ、口腔外科疾患、インプラント、審美・ホワイトニング、歯列矯正などの症状が豊富で安全で実践的な臨床能力を身につけられるよう研修を行っています。当院で研修を受けられた方々の体験談をご紹介します。

2006年度前期研修医( 山崎 有希子 )

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やっと国家試験に合格し、研修歯科医になり4ヶ月。約1年半、臨床から離れた状態で高松歯科の研修はスタートしました。不安もありましたが、久しぶりの臨床の現場がとても楽しみでした。

特にインプラントに関しては、実際の症例を見たことがなかったので、興味深々でした。4ヶ月の間に拝見させていただいたインプラントのオペは約20症例。サイナスリフトやソケットリフトといった、普段なかなか見ることの出来ないオペも見させて頂き、感動しました!オペだけではなく、その後の補綴も、沢山の症例を見せて頂きました。お陰様でインプラント治療の大まかな流れはしっかりと理解できたと思っています。

他にも、ラミネートベニヤや、オールセラミック、メタルボンドなどなど、多くの自費治療が日々、日常的に行われており、大変勉強になりました。特にラミネートベニアに関しては、その面白さと難しさを体感しました。

PHOTOしかし、歯科界の氷河期と言われている今、なぜ高松歯科はいわゆる「右肩上がり」の状態なのでしょうか。

一番は、「患者さんのニーズは何かを掴むアンテナ」だと思います。高松先生と患者さんの会話を傍らで聴きながら、そのアンテナの重要性を目の当たりにしました。 次に大切なのは、「向上心」だと思います。高松先生はもちろん、船山先生もスタッフの方々も熱く、よい刺激を受けました。次に大切なのは「チーム性」だと思いす。高松歯科のメンバーは皆さん仲がいい!!そこから、おのずとよい雰囲気が生まれ、活気のある明るい診療室になっているのではないでしょうか。

4ヶ月という短い時間でしたが、私のこれからの歯科医人生の道しるべになるような研修を行えたと思っています。

2005年度後期研修医( 浜田 潤二 )

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研修を終えた今、高松先生の下で研修できたのは大きな財産になったと実感しております。

新たな環境で不安な中で始まった院外研修でしたが、高松先生は研修指導医としての経験が長い先生なので、4ヶ月間で研修医がどうブラッシュアップされていくかのノウハウが分かっていらっしゃっています。ここではけっして“派遣された者“ではなく一人の“ドクター”として見てくれたためステップをふまえた指導で教えてくださいました。その為時間と共に成長していく自分を確認できました。診療に関しては実に幅広い診療を行っており、往診からインプラントまで今まで学べなかったことを多く見させてもらいました。インプラントも最初は見学で手一杯だったのですが、徐々に流れがわかってきて、最終的にはアシストも何度かやらさしてもらい勉強になりました。また看護師学校の講義にも同行させていただき貴重な体験になりました。

そしてもう一つ、デンタルケア高松の特徴は、先輩先生方もおっしゃるように高松先生をはじめとするスタッフの明るさです。高松先生はパッションが熱くそして若い!!ですので本当に、気兼ねなく質問や話すことができ笑顔が絶えない毎日でした。また、仕事のことや将来のことでも大いに相談に乗ってくれ自分の将来についても父親のように考えていただき進む道の方向が見えてきたと思います。スタッフの方も明るく、エネルギッシュ!!診療中はもちろん色々サポートしてもらいましたし、仕事外でも飲み会などで楽しい時間を過ごせました。

 

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4ヶ月という研修期間でしたが実に充実した研修ができました。数ある院外研修施設の中で、ここ『デンタルケア高松歯科』で研修でき大正解でした!!

2005年度前期院外研修( 野沢 美喜 )

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今まで歯科バイトなどの経験が全くなかった私にとって院外研修は、とても不安なものでした。「何もできない自分が、うまくやっていけるのだろうか」「馴染めるのだろうか」と、心配でした★

が、その不安は数日で消え去りました☆ 院長の明るさ、フレンドリーさ。スタッフの仲がいいこと。研修にきたばかりの私をスタッフの一員として見てくれる! そんな中で、私は毎日、楽しくて、自然と高松歯科に馴染めたのです。歓迎会、送別会も開いていただき、スタッフのみんなとは、食事や飲み、好きなアーティストのコンサートにまで一緒に行きました♪ 研修以外の思い出も、たくさんあります♪

はじめは幅広い層の患者さん,またその多さに驚きましたが、子供から高齢者まで様々な患者さんをみることができました。また、外傷の患者さんなどの来院も多く、対応,処置など非常に勉強になりました。高松先生の専門は、口腔外科で、外傷,顎関節の患者さんはもちろん、インプラントの症例も多く私の研修中だけでも、かなりの症例数をみることができました。本当にいろいろな経験のできる高松歯科でしたが、なかでも「往診」はとても、よい経験でした。医科病院・老人ホーム・在宅など、様々な場所で可能な、最も適した治療をする「往診」。それは診療室での診療とは、また違ったもので、普段なら何の問題もなく行える処置がそこでは、するべきでなかったり、また、できる状態ではなかったりで、いろいろと考えさせられました。。。

4ヶ月という限られた研修期間で、どれだけ成長したのかと考えると、まだまだやるべき事は、たくさんあると思いますが、多種多様な症例をみることができ、またその治療・処置を教えてもらうことができました。経験したことが「ある」と「ない」の差は、とても大きいです。まさに「百聞は一見に如かず」です♪ 私にとって、院外研修4ヶ月は、とても貴重な時間だったと思っています。

2004年度研修医( 小山 徹 )

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2004年度後期の臨床研修医でお世話になりました小山徹です。

高松歯科では、いろいろな勉強をすることができます。歯科医師一年目で臨床の知識もなにも少ない中、高松先生のご指導の元、歯科医師としてのあり方や、臨床における多種多様な技術、そして一つの集団としてみんなで協力しあいチーム医療をしていくということの大切さを教えて頂きました。高松先生は看護士専門学校の講師でもあり、一緒に授業に参加させて頂いたり、また、これからの高齢社会に対して訪問診療も積極的にやられているので在宅の高齢者の診療や接し方も見て、勉強になります。かなり充実した四ヶ月間でした。

また高松先生は仕事が終わり、一歩外に出ると、とてもおちゃめな先生で僕らを笑かして盛り上げてくれます。とても情熱的な人なので一言で表現すると『ラテン系』な先生です。研修医が終わった今でも勉強会や集まりがあったら僕を誘ってくださり、僕を息子のようにかわいがってくださいます。仕事や人生の悩み、相談などを正直に話せる大切な先生です。僕自身、四ヶ月という短い期間でしたが、一回りも二回りも大きくなれた気がします。高松先生の教えを忘れることなくこれからもがんばっていきたいと思います。みなさんが高松歯科の研修医になった時は、勉強会、飲み会の席でお会いしましょう。

2002年度研修医( 玉澤 学 )

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現在、日本歯科大学口腔外科学講座大学院に在籍しております。

もちろん言うまでもありませんが、口腔外科の道を選んだのはOBでもある高松先生の外科的手技やご指導を受け高松先生に憧れを感じたからです。高松歯科は、スタッフ全員がアットホームですし、院長を始め衛生士さん方はいつも明るく(ハイテンション)楽しく診療をしております。 患者さん達も老若男女を問わず数が多いので様々な症例を見ることができますし、はたまたモデルや芸能人の方々も多いので緊張感もあります。外科やインプラントに興味のある方は大変勉強になると思います。

2001年度研修医( 森永 洋輔 )

PHOTO卒業したてで使い物にならなかった自分ですが、段階を踏んで患者様に触れさせていただき、臨床医の基礎を築くのに今考えれば無くてはならない時間だったと思います。ただただ助手としてしか過ごせなかった同級生に比べインプラントのオペルームに入らせていただいたり、色々な勉強会を開いていただいたりと、歯科医としてのあらゆる可能性を感じることのできる医院であり院長先生でした。
研修後もプライベートにも仕事にも相談にのっていただき自分としてはある意味では先生との出会いは転機であったように思います。やりがいのあるすばらしい研修先だと思いますので、頑張ってください!

1:歯科医師、衛生士、技工師による一連のチーム医療

患者さんにより良い治療を受けて頂くために、それぞれが自分の役割を自覚し、行っていく治療を認識し、円滑に治療を進めていく必要があります。そのためにはそれぞれを敬う気持ちが必要で日々のコミュニケーションがとても重要であることを学びました。これらが患者さんの信頼につながっていくのだなーと強く学びました。

2:個々の口腔内にあった治療

患者さんは、それぞれいろいろな治療目的で来院されます。審美目的だけの人もいれば咀嚼機能の回復を目的とした人などさまざまです。そこで、我々はインフォームドコンセントをし、それぞれの長所短所を説明し患者さんが納得した上で個々の口腔内に適した治療をうけてもらうことの大切さを感じました。このためには先に述べた円滑なチーム医療が必要になります。これは当たり前のことかもしれませんが、これによって患者さんからの信頼を得ることができると思うのです。

現在の研究について

PHOTO小俣 和彦(おまた かずひこ)

日本歯科大学 生命歯学部 口腔外科学講座 助教(歯学博士)

[経歴]

平成13年 日本歯科大学 歯学部 卒業

平成14年 デンタルケア高松歯科にて臨床研修医 修了

平成15-18年 国立感染症研究所ウイルス2部にてC型肝炎ウイルス遺伝子関連の研究を行う

平成18年 日本歯科大学大学院歯学研究科博士過程終了 博士号(歯学)取得

口腔外科学講座 助手

平成19-20年 京都大学再生医科学研究所にて生体材料をもちいた組織工学の研究を行う

[研究分野]再生医療、組織工学、生体材料学、インプラント学

ティッシュエンジニアリングによる骨の再生

現在、歯を失った部位へのデンタルインプラントの埋入による治療は、その有効性や安全性から広く用いられています。しかし、顎の骨の量の不足によりインプラントの埋入が困難となる場合がしばしば起こります。その際に用いられる骨を増やす方法の一つとして注目されてるのが、ティッシュエンジニアリング(組織工学)を使った骨再生法です。ティッシュエンジニアリングでは、細胞や生体材料などを使って失われた臓器、組織の再生が行われますが、そのときに重要になる3つの要素として、細胞、足場、細胞増殖因子(植物に例えると種、土壌、肥料)が挙げられ、この3つの要素が合わさることで骨の再生が行われます。現在より効率的、効果的に顎の骨を再生させるための研究が盛んに行われていて、臨床への応用がされています。生体適合性のセラミックス人工骨の使用は、治療としてはすでに行われており、ティッシュエンジニアリングが骨の量が少ない場合のインプラント治療の必須のオプションとなっています。

また、研究分野では細胞の増殖に必要な足場を高分子化合物などの材料で作る方法や、骨をつくる細胞増殖因子を生体内に徐々に放出させる方法の開発、さらには自分の細胞を培養して移植する方法など、さまざまなティッシュエンジニアリングの手法で、骨の再生が試みられています。

この4月からは、日本歯科大学付属病院において歯槽骨欠損に細胞増殖因子を用いる臨床研究が開始されました。このように、ティッシュエンジニアリングは歯を失ってしまった患者さんの口腔機能の回復にとって重要な治療法として、今後さらに発展していくことと思います。

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